ひとつずつ整っていく、暮らしの舞台。

完成見学会まで、いよいよあと少し。
現地ではカーテンが取り付けられ、家具が運び込まれ、少しずつ暮らしの景色が整いはじめました。

ダイニングの椅子、リビングのソファ、小物のひとつひとつ。
理想の暮らしを思い浮かべながら、「この空間に似合うかな」「この色が入ったらどうかな」と一つずつ選んできたものです。

家具やカーテンが入ると、不思議と空間が「暮らしの舞台」へと変わっていく感覚がありますね。

昨日は、空間づくりの最終仕上げのために、名古屋の新作展示会へも足を運びました。
新しい素材やデザイン、照明の表情に触れながら、これからの暮らしにどう活かしていけるか——たくさんの学びがあった一日でした。

ここからさらに、小物の飾り付けや照明の細かな調整を重ねていきます。
完成見学会当日には、より暮らしの風景が浮かぶような空間に仕上げてお迎えできたらと思っています。

その一瞬の笑顔のために。

完成見学会に向けた準備は、表からは見えない細かな作業が積み重なっていきます。

暮らしをよりイメージできるような空間づくり、細かなディスプレイの配置、おもてなしの準備…。

もちろん、やることは山ほどあります。
けれど、その先に浮かぶのは、お施主さまの笑顔、ご来場いただく方の「わぁ…」という感動の瞬間。

たった一瞬のその表情を思い描くだけで、不思議と自然と力が湧いてきます。
家づくりの仕事をしていて本当に幸せだな、と改めて感じる日々です。

現在準備を進めている完成見学会はこちら▽

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新たな物語が動き出す、平谷の上棟。

そんな中、もうひとつ新しい家づくりも動き出しました。
平谷の現場で、平屋の新築が上棟を迎えました。

この平屋は、都会でバリバリと働かれているおふたりが、
日常を離れてゆっくり羽を伸ばす夢のセカンドハウスとして建てられています。
前日までお忙しく働かれていたおふたりも、
この日のためにわざわざ足を運んでくださいました。
「楽しみで仕方がなかったんです」と微笑まれる姿に、私たちも自然と心があたたかくなります。

今回は新しく加わった２人のスタッフも現場に参加し、これまでとはまた少し違ったスピード感と活気に満ちた上棟に。

柱が立ち上がり、梁が組まれていく光景に、胸が高鳴る瞬間が何度も訪れます。
「こんなにかっこいい仕事はないなあ」と、カメラを構える手にも思わず力が入りました。

みんながひとつの想いに向かって全力で取り組む姿は、何度見ても胸が熱くなります。

お施主さまご夫婦が見守る中、無事に迎えた上棟の日。
本当におめでとうございます。

ここからまた、ご家族の新しい暮らしがゆっくりと形になっていきます。

受け継がれる技、紡がれるかたち。

もうひとつ、今進んでいる大切な現場。

会長が率いるお寺の修繕工事も、少しずつ仕上がりの姿を見せてきました。

職人の手が木に触れた瞬間、まるで木が生きているように、すっと馴染み、納まっていく。
長年積み重ねてきた経験と技が、一本一本の木に呼吸を与えているように感じます。

そして今は、若い職人たちと一緒に手を動かしながら、技と想いがそっと受け継がれていく時間でもあります。

木を前に、声を交わしながらともに作業を進める姿には、世代を超えてつながる手しごとのあたたかさを感じます。

現場には、そんなあたたかな空気が流れています。

日々、たくさんの想いが重なりながら、暮らしが少しずつ形になっていきます。

またこれからも、そんな家づくりの日々をゆっくりと綴っていきますので、どうぞ見守っていただけたら嬉しいです。

では、本日はここまで。感謝を込めて。

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